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暗号資産の不正流出に対する協会における再発防止策等の取組みについて

第一種会員である株式会社DMM Bitcoinの暗号資産不正流出事案を受けて、既に6月1日にも暗号資産交換業を営む全会員に対して緊急点検の実施及び暗号資産の安全管理の徹底を行う旨をお知らせしておりますが、2024年9月26日に金融庁から公表された「暗号資産の流出リスクへの対応等に関する注意喚起及び自主点検要請について」(以下、「金融庁公表文」という)の内容を受け、当協会として、以下の通り対応いたします。

 

1. 会員向け自主点検の実施

暗号資産交換業を営む全会員に対して、金融庁公表文に記載の注意点に加え、協会にて制定した暗号資産安全管理標準への対応状況を点検するよう要請し、その点検結果の報告を受け、今後必要な指導等を行ってまいります。

 

2. 流出リスクに対する改善策等の検討および実施

上記点検で得られた気づきや今後の状況に応じて、自主規制規則や暗号資産安全管理標準の改正について検討してまいります。また、会員企業等がサイバーセキュリティに関する情報の共有及び分析を行う取組みにも協力してまいります。

 

当協会は、引き続き利用者保護を最優先事項とし、当局とも連携しつつ、暗号資産交換業を営む会員が利用者の皆様からお預かりしている暗号資産に関し、法令や自主規制規則に基づく安全管理措置を適切に実施するよう、会員に対するその他必要な措置を講じてまいります。

 

(ご参考)
金融庁ホームページ
https://www.fsa.go.jp/news/r6/sonota/20240926/20240926-2.html